問題と問い|課題設定・分析計画

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課題設定・分析計画(初級・読む25分+演習30分)

この授業のゴール

仕事でどう使うか

分析の仕事は「データを集計すること」ではなく、誰かの判断を良くすることです。依頼は多くの場合「売上が下がっているので分析して」という漠然とした形で届きます。この依頼をそのまま集計に移すと、グラフはたくさんできても、誰も何も決められない報告になりがちです。

路線 この授業の使いどころ(成果物・意思決定)
DS(データサイエンティスト) 分析依頼を受けたとき、最初の30分で「問いの1文」と「分解の表」を作り、依頼者と合意してから集計に入る
ML(機械学習エンジニア) 「AIで売上を上げたい」という要望を、「どの判断を予測で置き換えるか」(例:発注量の決定)という問題設定に直す
DX(DX推進・AI企画) 現場の困りごと(現象)と、改善施策の優先順位という判断を結び付け、プロジェクトの範囲を決める
RS(研究者) 興味のある現象を、検証可能な研究課題(何と何を比べると何が分かるか)に絞り込む

この授業では、架空の雑貨店の売上減少を題材に、現象 → 問い → 分解 → 次に調べることの流れを体験します。モジュール全体(AN01)で、最終的に「担当・期限・比較案・判断できないこと」まで書いた分析計画を作れるようにします。

前提

次の考え方を使います。不安があれば先に戻ってください。

計算は掛け算と割り算だけです。本文中の Python のコードは画面内で実行でき、数字を変えて試せます。

身近な状況:「売上が下がった。分析して」と言われたら

架空の雑貨店「さくら雑貨 駅前店」の店長から、次のような依頼が届きました。

「先月に比べて今月の売上が2割も下がった。原因を分析してほしい。」

手元にある数字は次の表です(1人の購入者は1か月に1回だけ買う、という架空の単純化をしています)。

項目 先月 今月
来店者数(人) 1,000 800
購入率(購入者数÷来店者数) 20% 20%
購入者1人当たり売上(円) 1,000 1,000
売上(円) 200,000 160,000

ここで多くの初学者がやってしまうのは、すぐに「広告を減らしたからだ」「天気が悪かったからだ」と原因の話を始めることです。しかし、店長の言葉には次の3種類が混ざっています。

  1. 現象:売上が20万円から16万円に下がった(観測された事実)
  2. 原因の推測:何かが原因で下がったはずだ(まだ確かめていない考え)
  3. 暗黙の目的:売上を元に戻したい(店長が本当に欲しいのは、何をすればよいかという判断材料)

分析を始める前に、この3つを分けることがこの授業の出発点です。「売上が下がった」は現象であって、まだ問いではありません。問いとは、答えが出たときに誰かの行動が変わる形に書かれたものです。

直感的な説明:問いは「判断の分かれ道」に置く看板

道に迷った人に「どこかへ行きたい」と言われても、案内はできません。「駅とバス停のどちらへ行くべきか」と聞かれれば、案内できます。分析も同じで、選択肢が2つ以上あり、どちらを選ぶかで迷っている場所に問いを置くと、答える価値が生まれます。

さくら雑貨の場合、店長が来月に打てる手は、例えば次のようなものです。

すると、問いは次のように具体化できます。

「今月の売上減少は、来店者数・購入率・1人当たり売上のどれの変化に対応しているか。その結果により、来月は集客施策と欠品対策のどちらを先に試すかを決める。」

この1文には、何を比べるか(先月と今月、3つの要素)と、答えで何が変わるか(来月の施策の優先順位)が入っています。「原因を分析して」よりずっと狭いですが、狭いからこそ、データで答えられます。

ポイントは、分解は原因の確定ではなく、次に調べる場所を絞る道具だということです。分解の結果「来店者数が減った」と分かっても、なぜ減ったか(広告、天気、近くの競合店、工事など)はまだ分かりません。それでも「品ぞろえより先に集客側を調べる」という絞り込みはできます。

正確な定義:現象・目標・仮説・問いと、問いの5要素

用語を正確に分けます。

用語 定義 さくら雑貨の例
現象 観測された事実・変化 売上が20万円→16万円
目標 到達したい状態 売上を20万円に戻す
仮説 現象を説明する、まだ確かめていない考え 近くの道路工事で来店者が減った
分析の問い データで答えられ、答えにより判断が変わる疑問文 減少はどの要素に対応し、集客と欠品対策のどちらを先に試すべきか

分析の問い(analytical question)は、次の5要素がそろって初めて答えられる状態になります。

  1. 対象:どの店舗・顧客・商品か(駅前店だけか、全店か)
  2. 期間:いつといつか(暦月か、直近30日か。日数がそろっているか)
  3. 定義:売上は税込か税抜か、返品を引くか、来店者数はどのセンサーで数えたか
  4. 比較:何と何を比べるか(先月、前年同月、他店、計画値)
  5. 変わる判断:答えにより誰が何を決めるか(店長が来月の施策を選ぶ)

売上の分解は、次の恒等式(定義から必ず成り立つ式)で表します。

$$\text{売上} = N \times r \times a$$

先月を代入すると $1000 \times 0.20 \times 1000 = 200{,}000$ 円、今月は $800 \times 0.20 \times 1000 = 160{,}000$ 円です。$r$ と $a$ は同じで $N$ だけが2割減っているので、今月の4万円減は来店者数の減少に対応していると言えます。

注意:「対応している」と「原因である」は違います。この式は掛け算の恒等式なので、どんなデータでも必ず成り立ちます。式が成り立つことは、来店者数を増やせば売上が戻ることの証明にはなりません(例えば、来店者の中身が変わり、増やしても買わない人ばかりが来るかもしれません)。

段階付き例題:依頼から問いと次の調査までの5ステップ

入力:店長の依頼「売上が2割下がった。原因を分析して」と、上の表。

ステップ1:計測と定義の変更を先に疑う。原因を探す前に、「数字の作り方が変わっていないか」を確認します。今月から来店者センサーを交換していないか、売上に返品を含める扱いが変わっていないか、今月の営業日数が少なくないか(例:先月31日、今月28日で改装休業2日)。もし営業日数が違うなら、1日当たりで比べ直します。ここでは「同じ店舗・同じ営業日数・同じ定義」と確認できたとします。

ステップ2:売上を要素に分解する。

要素 先月 今月 変化
来店者数 $N$ 1,000人 800人 −20%
購入率 $r$ 20% 20% 0ポイント
1人当たり売上 $a$ 1,000円 1,000円 0%
売上 200,000円 160,000円 −20%(−40,000円)

ステップ3:対応している要素を読む。変化しているのは $N$ だけです。4万円の減少は来店者数の減少に対応しています。

ステップ4:原因の仮説を並べる(まだ断定しない)。来店者数が減る理由として、「チラシ配布を先月でやめた」「駅前の道路工事」「雨の日が多かった」「近くに競合店が開店した」などが考えられます。これらは仮説であり、どれもまだ確かめていません。

ステップ5:判断と次に必要なデータを決める。店長の判断は「来月、集客施策と欠品対策のどちらを先に試すか」です。分解の結果、購入率と単価は変わっていないので、欠品対策の優先度は下がります。集客側の仮説を見分けるために、日別の来店者数・天気・チラシ配布日・工事期間を追加で集めます。

出力:「売上減少4万円は来店者数の減少(1,000→800人)に対応。購入率・単価は変化なし。来店減の原因は未確定で、日別来店者数と天気・チラシ・工事の記録で集客側の仮説を見分ける。それまでは欠品対策より集客施策の検討を優先する。」

意味:この出力は「原因はこれです」と言っていません。それでも、店長はどちらを先に検討するかを決められます。これが「判断に使える分析」です。

操作して理解する:数字を変えて、分解の結果を予想する

次のコードは、2か月の数字から売上と各要素の変化率を計算します。N(来店者数)、r(購入率)、a(1人当たり売上)の値を書き換えて、実行前に結果を予想してから確かめてください。

# 先月と今月の数字(辞書:キーは要素名、値は数値)
last = {"N": 1000, "r": 0.20, "a": 1000}
this = {"N": 800,  "r": 0.20, "a": 1000}

def sales(d):
    # 売上 = 来店者数 × 購入率 × 1人当たり売上(戻り値は円)
    return d["N"] * d["r"] * d["a"]

print("先月の売上:", round(sales(last)), "円")
print("今月の売上:", round(sales(this)), "円")
for k in ["N", "r", "a"]:
    change = this[k] / last[k] - 1   # 変化率(0.1なら+10%)
    print(f"{k} の変化率: {change:+.1%}")

出力は次のとおりです。

先月の売上: 200000 円
今月の売上: 160000 円
N の変化率: -20.0%
r の変化率: +0.0%
a の変化率: +0.0%

試してほしい変更:

この操作から分かるのは、1つの指標(売上)だけで状況を説明してはいけないということです。

発展:問いの良し悪しを見分ける基準と、問いを変えてよい場合

良い分析の問いかを点検する観点を挙げます。

観点 悪い例 良い例
判断との結び付き 売上の傾向を把握したい 来月の施策Aと施策Bのどちらを先に試すかを決めたい
答えられる範囲 なぜ客は来なくなったのか(心理全般) 来店減は工事期間・雨天日に集中しているか
比較の明示 今月はどうだったか 今月を先月・前年同月・隣の店舗と比べてどうか
定義の明示 売上は下がったか 税抜・返品控除後の売上は下がったか

観測だけで答えられない問いもあります。「チラシを再開したら来店者は戻るか」は、介入(行動を変えること)の効果を聞いているので、過去のデータを眺めるだけでは確かめにくい問いです。この場合、一部の地区だけでチラシを配って比べる実験や、追加調査に進みます(A/Bテスト・実験分析(有料版)、因果推論・DAG・潜在結果(有料版)で扱います)。

問いは途中で変えてよいです。データを見て「来店者数ではなく、実は特定の曜日だけ減っている」と分かれば、問いを絞り直します。ただし、変更理由と日付を記録しておきます。記録がないと、都合の良い結果が出るまで問いを変え続けた(後付けの分析)と区別できなくなるからです。

また、分解の式は1通りではありません。「売上=客数×客単価」「売上=商品カテゴリ別売上の合計」「売上=新規顧客の売上+既存顧客の売上」など、判断に合う分け方を選びます。施策が「新規客の獲得」なら、新規と既存に分ける分解の方が判断に直結します。

よくある失敗

失敗1:現象を問いだと思い込み、グラフを作って完了にする

誤った進め方:「売上が下がった」を受けて、日別売上の折れ線グラフ、曜日別の棒グラフ、商品カテゴリ別の円グラフを10枚作り、「売上の推移をまとめました」と報告する。

なぜ誤りか:どのグラフも「何を判断するためのものか」が決まっていないため、店長は「で、何をすればいいの?」と聞き返すしかありません。グラフの枚数は成果ではありません。

直し方:最初に問いの1文(5要素入り)を書き、店長と合意します。各グラフは「この問いのどの部分に答えるか」を1行で説明できるものだけを残します。完了条件は「グラフができた」ではなく「店長が来月の施策の優先順位を決められる材料がそろった」にします。

失敗2:分解の結果を原因の証明として報告する

誤った報告:「来店者数が20%減っていました。原因は広告不足です。広告費を増やしましょう。」

計算の比較:

主張 データで言えるか
売上減4万円は来店者数の減少(1,000→800人)に対応している 言える(恒等式の計算)
来店者が減った原因は広告不足である 言えない(広告と来店の関係はまだ見ていない)
広告費を増やせば売上は20万円に戻る 言えない(介入の効果は未検証)

なぜ誤りか:分解は「どこが動いたか」を示すだけで、「なぜ動いたか」は示しません。同じ期間に工事や悪天候があれば、広告を増やしても来店は戻らないかもしれません。

直し方:報告を「対応している要素(言えること)」「原因の仮説(未確認)」「仮説を見分けるのに必要なデータ」の3段に分けて書きます。

失敗3:期間・対象・定義をそろえずに比べる

誤った計算:先月(31日・駅前店のみ)の売上200,000円と、今月(28日・駅前店+臨時の催事売場)の売上を比べる。あるいは、先月は税込、今月は税抜で集計されていた。

例えば、先月31日で200,000円、今月28日で180,000円なら、月合計では10%減に見えます。しかし1日当たりにすると、先月 $200{,}000 \div 31 \approx 6{,}452$ 円、今月 $180{,}000 \div 28 \approx 6{,}429$ 円で、ほぼ同じです。減少の大半は日数の違いで説明できます。

なぜ誤りか:比べる2つの数字の作り方が違うと、差は「店の状況の変化」ではなく「数え方の変化」を含みます。

直し方:比較の前に、対象(店舗・売場)、期間(日数・営業日数)、定義(税込/税抜・返品の扱い・センサー)の3点を表にしてそろっているか確認します。そろわない場合は、1日当たりにする、同じ定義で集計し直す、比較できないと明記する、のいずれかを行います。

まとめ

用語

現象(phenomenon / observation)

観測された事実や変化。例:売上が20万円から16万円に下がった。

分析の問い(analytical question)

データで答えられ、答えにより判断が変わる疑問文。対象・期間・定義・比較・変わる判断を含む。

仮説(hypothesis)

現象を説明する、まだ確かめていない考え。証拠で支持・否定される。

恒等式(identity)

定義から常に成り立つ式。売上=来店者数×購入率×1人当たり売上は、どんなデータでも成り立つ。

よくある質問

なぜすぐに原因を調べず、問いを作るところから始めるのですか?

原因の候補は無数にあり、全部を調べる時間はないからです。問いに「答えで何を決めるか」を入れると、判断を変えない候補を後回しにできます。例えば欠品対策をする予定がないなら、欠品の詳細分析は優先度が下がります。

現象と仮説はどう見分けますか?

データで直接確かめられた事実が現象、まだ確かめていない「〜だから」が仮説です。「来店者数が800人だった」は現象、「工事のせいで来店者が減った」は仮説です。報告書では、仮説を書くときに「〜の可能性がある」と書き、現象と混ぜないようにします。

データがないときはどうすればよいですか?

まず、そのデータが取得できるか(いつまでに、いくらで)を確認します。取得できない場合は、代わりの指標(例:来店者数がなければレシート枚数)を使うか、判断を保留して追加取得を提案します。データ不足を報告することも、正しい分析結果の1つです(不足と追加収集)。

「AIで売上を予測したい」と言われたら、どこから始めればよいですか?

予測そのものではなく、予測で何を決めるかから始めます。発注量を決めるのか、人員配置を決めるのかで、必要な予測の粒度(日別・商品別など)が変わります。目的と比較案(今の決め方)を先に確認しましょう。

仮説はいくつ立てればよいですか?

思いつくだけ出したあとで、「判断への影響が大きい」「手持ちのデータで確かめられる」ものを2〜4個に絞るのが実務的です。全部を同時に調べようとすると期限に間に合いません。優先順位の付け方はL03とL05で扱います。

分析をしないという選択はありですか?

あります。分析にかかる費用(時間・人手)に対して、結果がどうであっても判断が変わらないなら、分析しないのが合理的です。例えば、どの結果でも来月は同じ施策を打つと決まっているなら、分析より実行を優先します。詳しくはL06で扱います。

確認問題

問1 店長の「先月より売上が2割下がった」という発言は、この授業の分類ではどれに当たるか。

  1. ① 分析の問い
  2. ② 現象
  3. ③ 仮説
  4. ④ 完了条件
解答と解説

正解:②

観測された事実・変化なので現象です。まだ「何を比べて何を決めるか」が入っていないため、問いではありません。

問2 分析の問いの5要素として、本文で挙げたものの組合せはどれか。

  1. ① 対象・期間・定義・比較・変わる判断
  2. ② 目的・予算・担当・期限・ツール
  3. ③ 平均・中央値・最大・最小・件数
  4. ④ 仮説・結論・図・表・付録
解答と解説

正解:①

対象・期間・定義・比較・変わる判断がそろうと、データで答えられ、答えが行動につながる問いになります。

問3 売上を「来店者数×購入率×1人当たり売上」に分解したら、来店者数だけが20%減っていた。正しい解釈はどれか。

  1. ① 来店者数を増やせば売上は必ず元に戻る
  2. ② 広告不足が原因だと証明された
  3. ③ 売上減少は来店者数の減少に対応しているが、来店減の原因はまだ分からない
  4. ④ 分解は恒等式なので何も分からない
解答と解説

正解:③

分解は「どの要素が動いたか」を示し、次に調べる場所を絞ります。なぜ動いたかは別の証拠が必要です。

問4 原因を探し始める前に最初に確認すべきこととして、最も適切なのはどれか。

  1. ① 競合店の価格
  2. ② 計測方法・定義・期間(日数)が比較する2時点でそろっているか
  3. ③ 来月の広告予算
  4. ④ スタッフの満足度
解答と解説

正解:②

数字の作り方が変わっていれば、差は店の状況ではなく数え方の違いを含みます。原因探しより先に確認します。

問5 購入率が20%から25%に上がった。この変化の正しい言い方はどれか。

  1. ① 5%増えた
  2. ② 25%増えた
  3. ③ 5パーセントポイント増えた(相対的には25%増)
  4. ④ 20%増えた
解答と解説

正解:③

割合どうしの差は25−20=5パーセントポイント。相対的な変化率は 25÷20−1=25% です。両者を区別して書きます。

問6 分析の途中で、来店減が週末だけに集中していると分かった。問いの扱いとして適切なのはどれか。

  1. ① 最初の問いを変えてはいけないので無視する
  2. ② 変更理由と日付を記録したうえで、問いを週末の来店減に絞り直す
  3. ③ 記録せずに問いを差し替え、最初から週末を調べていたことにする
  4. ④ 分析を中止する
解答と解説

正解:②

問いは途中で変えてよいですが、理由を記録しないと、都合の良い結果を探した後付けの分析と区別できなくなります。

次に学ぶこと

次は 利用者と意思決定 で、問いを使う利用者と、その人が下す意思決定(選択肢・基準・期限)を整理します。その後 仮説と必要証拠 で、仮説ごとに必要な証拠を決めます。

割合とパーセントポイントの計算に不安があれば 比率・割合・パーセントポイント に、売上の分解の基本は DSの仕事を小例で体験 に戻ってください。この授業の確認問題だけで習得とはしません。AN01 の総合テストと自力課題で判定します。

キャリア学習:データサイエンティスト・機械学習エンジニア・DX推進・研究者を目指す人の学習アプリ。164モジュール・984授業を、ブラウザで動くSQLとPythonの演習で。基礎と各分野の最初のモジュールは無料。全部は2,980円の買い切り。

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